第9週(6月11日)

 第9週は、「プロダクトと社会とデザイン」というテーマで、西村拓紀デザイン(株)の西村拓紀さんにご講演いただいた。

 授業を通して感じたことが、どのようにしてユーザーに接触して、自分たちの中に巻き込んでいくのかの仕組みを考えることがとても重要と言うことです。

 西村さんの問いとして、「企業にいたら完成したもの(結論)が出てくる」「一人で何か完結できるのか」があげられました。まだ実感はありませんが、社会に出たらそうなるのは嫌だと思いました。現状だと、企業プロジェクト等で調査〜開発まで自分たちが行っているが、ユーザーにモノ(価値)を実際に届ける場には自分たちがいないことはすごく歯がゆいと感じています。

 見習いたいと思ったことが、「バイヤーが言ったことを商品に反映する」という取り組みです。これは、都内でイベントを行った際に行われており、いつの間にかバイヤーがチームに入っているといった仕組みができているのが仕組みが素晴らしいと思いました。

 もう1つ見習いたいと思ったことが、プロトタイプを発表する際に動画を作るということです。そこで得られたユーザーの声を反映すれば、販売前に「ユーザー層」が出来上がるといった仕組みです。

 自分も将来、どこかの企業さんに就職すると思いますが、この考えを大切に活動していきたいと考えています。